こんにちは。
院長の戸塚です。
最近めっきり暖かくなってきて、朝布団から出やすくなってきました。
花粉症がない自分としてはこの時期が一番好きな季節です

今回はマダニのお話。虫が苦手な方のため写真はありません。
暖かくなり始めた3月初めから続々来院されているのが
マダニに寄生された子たち…

一般的に比較的都会ではそれほど沢山見かけることがないのですが…
さすが自然いっぱいの鎌倉です

山に入った子
草むらに顔を突っ込む子
これらでマダニ予防してなかった子は結構やられています。
そして吸血した成ダニ以外は1o程度と非常に小さいため、
実は寄生していても気づいていらっしゃらないケースも多く見受けられます。
↓マダニの生態(バイエル薬品)
あと、よくあるパターンが吸血している成虫をマダニだと認識されず、
イボだと思っていることも…。
そう、その黒いイボはマダニかも!?
とは言え、もし吸血しているマダニを発見した場合でも
無理に引っこ抜こうとしないでください。
無理に引っこ抜くと皮膚の中にマダニの体が一部残って今う場合があります。
(その場合は病院に連れてきてくださいね。)
ちなみにマダニ被害は真夏より春や秋の方が多いのです!
(5、6月頃にピークになります。)
マダニは動物達に寄生するだけではなく、もちろん人にも寄生します。
そして最近問題になっているSFTS(重症熱性血小板減少症候群)
という病気以外にも様々な病気を人間に引き起こしますのでご注意ください。